お金をもらうことへの罪悪感、感じていませんか?50代女性起業家が陥りやすい心理的ブロックの外し方

「好きなことをしているだけなのに、お金をもらっていいのかな…」
「趣味の延長みたいなものだから、高い値段をつけたら申し訳ない」
「お客様に喜んでもらえれば、それだけで十分な気がして…」
このような気持ち、経験あるでしょうか?
実はこれ、50代60代女性の個人事業主にとても多い「心理的ブロック」です。
真面目で誠実な方ほど、この感覚に悩まされるようです。
ただ、このブロックを外さないかぎり、どんなに素晴らしいサービスを提供しても個人事業は長続きしません。
今回はその「心理的ブロック」の原因と、外し方についてです。
「お金をいただくことへの罪悪感」はどこから来るの?
「お金をいただくことへの罪悪感」
この感覚の原因には、いくつかの思い込みがあります。
「好きなことをしているのだから」という思い込み
「好きなことをしているのだから、お金をもらうのはなんとなく…」という感覚。
完全に思い込みです。
極端な話ですが・・・
お医者さんは、医療という仕事が好きだからお金をいただかないでしょうか?
料理人は、料理を提供することが好きだからタダで作るでしょうか?
「好きなこと」で「対価をいただくこと」は、まったく矛盾しません。
むしろ、好きだからこそ深めてきた技術や知識に価値があるのです。
人よりずっと深めてきた部分に自信を持ちたいものです。
「まだ自分には実力が足りない」という思い込み
「もっと上手になってから」「もっと勉強してから」「資格を取ってから」…。
これ案外真面目な方ほど口にします。
上を目指すのは決して悪いことではありません。
でも「十分な実力がついた」と感じる日は、なかなか来ません。
完璧を待っていたら、いつまでも始められません。
今のあなたの経験と知識で、救われる人は必ずいます。
そして日々の向上心は忘れないように努力はしたいものです。
「お金の話をするのは品がない」という思い込み
これも思い込みなのですがなんとなく「お金の話を表に出すのは品がない」という空気があります。
でもビジネスにおいて、価格はサービスの対価です。
値段の書いていないお店ほど怖くありませんか?
きちんと価格を伝えることは、誠実さのあらわれです。
対価として「お金をいただく」ことの本当の意味
対価として「お金をいただく」ことの意味を考えましょう。
あなたがお金をいただくとき、何が起きているでしょうか?
お客様は、あなたのサービスに「価値を感じた」からお金を払ってくださいます。
「あなたのサービスで、私の悩みが解決できる」
「あなたの時間と経験に、これだけの価値がある」と判断して利用してくださいます。
お金を受け取ることは、お客様の「ありがとう」を形にしたものです。
お客様の「この金額の価値があると思う」という判断を感謝の気持ちを持って受け取りたいものです。
対価として「お金をいただく」ことは、お客様の評価を真摯に受け止めることでもあります。
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心理的ブロックを外す、3つの考え方
では、具体的にどうやってこの心理的なブロックを外せばいいのでしょうか。
考え方① 「もらう」より「交換する」と考える
「お金をもらう」という表現が罪悪感を生みやすいなら、「価値を交換する」と考えてみましょう。
あなたは時間・経験・知識・サービスを提供します。
お客様はその対価としてお金を渡してくださいます。
どちらかが一方的に得をする関係ではなく、お互いが価値を交換しているフラットな関係です。
考え方② 「お金があるから続けられる」と考える
あなたが材料費を払い、道具を揃え、場所を確保し、勉強を続けるためには、お金が必要です。
適正なお金をいただくことで、サービスが続けられます。
続けることが、お客様へ貢献し続けることにつながります。
「お金をもらうこと=自分のため」ではなく、「お金をもらうこと=サービスを続けるため、お客様のため」です。
考え方③ 「値付けは自分への敬意」と考える
低すぎる価格は、あなた自身の経験や努力への評価を自ら下げることです。
これまで積み重ねてきた時間、学んできたこと、失敗してきたこと。
その全部があなたのサービスに宿っています。
それに正当な価格をつけることは、あなた自身への敬意です。
お客様を大切にする気持ちは大事ですが、それ以上にまず自分を大切に評価いたしましょう。
罪悪感が強いときは「感謝の言葉」を集めよう
心理的ブロックが強いとき、一番良いのは「お客様の声」を見直すことです。
これまでいただいた感想、お礼のメッセージ、「また来ます」の一言。
それをノートにまとめたり、スマホのメモに保存したりして、定期的に読み返してみてください。
「この方の笑顔のために、私は価値を提供できているんだ」という実感が、少しずつ罪悪感を溶かしていきます。
お客様の声は、あなたが正当な価格を受け取るための「証拠」です。
もちろん良い意見だけではないかも知れません。
そこは逆に真摯に受け止めて、改善していけば何も問題ありません。
前向きに前向きに、そして努力と向上心を忘れずに、お客様のためにサービスを良いものにしてまいりましょう。
まとめ
「お金をもらうことへの罪悪感」は、誠実で真面目な方ほど感じやすい感覚です。
でもそれは、個人事業を育てる上で一番のブレーキになります。
- 好きなことで対価をもらうことは矛盾しない
- お金を受け取ることは、お客様の評価を受け取ること
- 適正価格は「自分への敬意」であり「サービスを続けるため」でもある
心理的ブロックはすぐには外れないかもしれません。
でも、少しずつ考え方を変えていくことで、必ず変化が起きます。
あなたのサービスには価値があります。その価値を、堂々と世の中に届けていきましょう。
今回は50代60代女性の個人事業における「お金・価格・収入」についてお伝えしました。



プロフィール
シングル歴25年、ずっと何某かのダブルワークをしながら3人を育てる。
10年以上前に母、数年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。
もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを何度か開催。
誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアート・ボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。
自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)
普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。
