安くしすぎていませんか?50代60代女性が価格を上げても選ばれる理由

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先日リザーブストック(リザスト)ライト版(無料版)では、無料イベントなどが開催できないようになったことをお伝えしました。0円設定ができなくなった件はこちら

ライト版(無料版)をお使いの方は、個人事業を始めたばかりの方も多く
・どうしても値段を上げにくい傾向にある
・サービスに対価をいただくことに抵抗がある

なのでワンコインからでも良いので対価をいただくことに慣れていきましょう!という意味もあるようです。

ありがとうチップ(投げ銭)の機能も同じですね。ありがとうチップの記事はこちら

「もう少し値段を上げたいけど、お客様が来なくなったら困る…」

そう思って、ずっと同じ価格のまま続けている方もいらっしゃるかもしれません。

一生懸命サービスを提供しているのに、手元に残るお金が少なくて、なんだか疲れてしまっている。
それでは個人事業が続けられません。

価格を上げることはリスクではありません。
正しいタイミングで行えば「選ばれる理由」になります。

Webサポート

今回はその件についてのお話です。

目次

「安くする=親切」ではない

「お客様のために安くする」という考え方、とても優しい発想です。
でもそれって本当にお客様と自分のために良いことでしょうか。

安くし続けた結果、どうなっているでしょう?

  • 忙しいのにお金が残らない
  • 値段を上げられないまま何年も経った
  • 無理をして体が疲れてきた

これは長い目で見ると、サービス提供者にとっても、お客様にとっても良いことではありません。

無理をして消耗してしまったら、サービスの質は下がります。
最悪の場合、続けられなくなります。
それが一番、お客様の損失になります。

「安くする=親切」ではなく、「長く・良い状態で続けられる価格にする=本当の意味での親切」です。
そう考えてみましょう。

個人事業はサービス提供者の犠牲の上に成り立つものではありません。
ありがとうの気持ちを対価として受け取る、Win-Winが長く続けられる状態です。

50代60代女性が持つ「選ばれる理由」

ここで少しご自分のこととして視点を変えて考えましょう。

あなたは今まで、どんな経験を積んできましたか?

仕事の経験、子育ての経験、地域のつながり
それぞれに紆余曲折あった人生経験
長く続けてきた趣味の時間…

50代60代という年齢は、それだけ豊かな経験値を積んできたということです。

これは、20代30代には絶対に持てない「強み」です。

たとえば、同じ「片付けサポート」を提供するとして、若い方がやるのとあなたがやるのでは、何が違うでしょうか?

50代60代みんなそれぞれに様々な人生経験があります。

子どもが巣立った後の家の変化
親の介護で実家を整理した経験
更年期を過ぎて体が動きにくくなったときの工夫
・・・・

サービス提供だけでなくお客様の人生に寄り添い、幅広い話題を傾聴できる力があるはずです。

同じ立場や経験をしたからこその「共感力」「寄り添い力」があります。
同世代のお客様にとって、それはとても大きな安心感になります。

この「共感力」と「経験値」こそが、あなたが価格を上げても選ばれる大きな理由です。

価格を上げると「お客様の質」が変わる

価格を上げると、来てくださるお客様が変わることがあります。

安い価格のときは、「とにかく安いから試してみよう」という方も来ます。
でも価格が上がると、「この人のサービスだから来たい」と思ってくださる方が残ります。

これは決してお客様を選り好みすることではありません。

あなたのサービスの価値を正しく理解してくださるお客様と、長くお付き合いができるということです。

同じ資格を持っている方や同じサービスを提供する方はたくさんいます。
その中から、「この人のサービスだから受けたい」と選んでくださるお客様と出逢いましょう。

そういうお客様は、継続してくださったり、口コミで新しいお客様を紹介してくださることもあります。

一方で、値段だけで判断する方は、少し安い別のサービスが出てきたらすぐに移ってしまいます。
そういうお客様との関係はいつも不安定です。

結局ずっと低価格で新規顧客を募集し続けなければなりません。

長く続けられる個人事業を作るためには、「価格で選ばれる」より「あなただから選ばれる」関係を大切にすることが重要です。

価格を上げるための「準備」

とはいえ、いきなり大幅な値上げは不安です。
段階的に進めたいものです。

ステップ① 今のお客様に感謝と告知を

急に値上げするのではなく、「〇月〇日から価格を改定します」と事前にお伝えしましょう。「いつもご利用ありがとうございます。より良いサービスをお届けするために」という言葉を添えると、丁寧な印象になります。

ステップ② 値上げの「理由」を持つ

「なんとなく」ではなく、「材料費が上がった」「新しい技術を習得した」「提供内容を充実させた」など、理由があると自信を持って伝えられます。

ステップ③ 少しずつ上げる

一気に倍にするのではなく、10〜20%程度から始めてみましょう。
それだけでも、手元に残るお金は大きく変わります。

ステップ④ 新規のお客様から新価格で

既存のお客様はしばらく旧価格のまま、新しいお客様からは新価格で、という移行期間を設けるのも一つの方法です。

また価格表示欄には常にこの一言付け加えておくことは大事ですね。
「2026年◯月現在の内容です。予告なく変更する場合もございますこと予めご了承ください。」

「値上げしたら離れる人は、元々ご縁がなかった人」

これは、私が個人事業を続ける中で気づいたことです。

値上げを機に来なくなるお客様がいたとしても、それはあなたのサービスが嫌いになったわけではなく、単純に価格帯が合わなかっただけかもしれません。

そしてその分、「この価格でもあなたにお願いしたい」と思ってくださるお客様との関係が深まります。

あなたの時間と経験と情熱には、きちんとした価格をつける価値があります。

「安くしなければ選ばれない」という思い込みを、少しずつ手放していきましょう。

私もかつて、周りが価格競争に巻き込まれる中、差別化をして逆に価格を上げた経験があります。

その辺りのお話は下記のKindle本でお伝えしております。

50代女性の起業成功物語 
個人事業の育て方

50代60代の差別化戦略
価格競争から身を守る方法など

まとめ

50代60代女性が価格を上げても選ばれる理由は、年齢を重ねてきた経験値と共感力にあります。

  • 安くし続けると長続きしない
  • あなたにしかない「経験と共感」が選ばれる理由になる
  • 価格を上げると、あなたの価値を理解するお客様が残る
  • 段階的に、丁寧に値上げを進めることができる

価格設定は、あなた自身への評価でもあります。

正しい価格をつけることが、長く愛される個人事業への第一歩です。


次の記事では「個人事業の収入、最初はいくらから?50代女性のリアルな始まり方」についてお伝えします。

プロフィール

シングル歴25年、ずっと何某かのダブルワークをしながら3人を育てる。
10年以上前に母、数年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。

もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを何度か開催。

誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアート・ボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。

自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)

普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。

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