50代60代の個人事業主へ:比較しすぎず、失敗を活かして続けるための考え方

個人事業を長く続けていく上で、意外と見落とされがちなのが「気持ちの持ち方」かもしれません。
ここ最近では「マインド」と言われている部分の一つですね。
今回は、「他の人と比べすぎてしまう悩み」と「失敗との向き合い方」について整理します。
個人事業主が「他人と比べてしまう」と感じたときの考え方
SNSで見える他人の姿は「一部分」だけと知っておく
InstagramやブログなどのSNSでは、順調に見える人ばかりが目に入りやすいものです。
ただ、そこに映っているのは相手の活動のごく一部です。
うまくいかなかった日や悩んでいる部分は見えていませんし、見せません。
セルフプロデュースをしっかりしている方ほど、見せる部分は上手に演出しているはずです。
そして見えない部分で人よりはるかに努力をしておられるのも事実です。
比べる対象が実像とは限らないと分かっていても、比べてしまうものかも知れませんが・・・
「隣の芝生は青く見える」ものです。
ただ、表面的な部分を見て比べるのではなく、もっと本質的な部分を見て比べてはいかがでしょうか?
この人はこの裏でどれほどの努力をしているのだろう・・・
この人は見えない部分で何を頑張り続けてこられたのだろう・・・
表面的な部分だけ見て、人と比べて落ち込むのは時間とエネルギーの無駄使いです。
上手くいっている人の見えない部分を想像して自分に足りないものを補う努力の方に、時間とエネルギーを使いませんか?
比べる相手は「他人」ではなく「過去の自分」にする
成長を実感しにくいときほど、他人と比べて落ち込みがちです。
そんなときは「1年前の自分と比べてどうか」「先月できなかったことが、今できているか」というように、比較の対象を自分自身に置き換えてみましょう。
過去の自分と比較して、少しでも成長しているならとりあえず大丈夫です。
小さな進歩でも、コツコツ積み重ねていけばいずれは大きな変化を起こします。
まずは過去の自分と比較して、どんな成長があったかを振り返ることに時間とエネルギーを使いたいものです。
個人事業主の失敗との向き合い方、次に活かす方法
失敗は「終わり」ではなく次に活かす「情報」
うまくいかなかった出来事があると、つい「向いていないのかも」と落ち込んでしまいます。
ただ失敗は、次にどうすればよいかを教えてくれる材料にもなります。
「このやり方は今回のお客様には合わなかった」と分かったこと自体が、次の一歩に活かせる収穫です。
失敗を「失敗」ではなく「やり方の情報」として受け止め判断する視点が大切です。
冷静に分析し、客観的に判断する力は、失敗しても続けていく力になります。
個人事業を続けるコツは「完璧」より「小さくやめない」こと
毎日全力で頑張り続けようとすると、かえってモチベーションが途切れて続かないかも知れません。
「今日は20分だけこれをしよう」
「今週はこれとこれだけをやってしまおう」
ハードルを思い切り下げてでも続ける方が、長い目で見ると大きな成果につながりやすいです。
事業は一気に駆け上がるものではなく、コツコツ積み上げていくものだと考えましょう。
気持ちに余裕が生まれることで、長く継続する力になります。
特にお仕事をしながら個人事業を続ける方に伝えたいことです。
もちろんそのためには事業全体の設計図を持っていること
何が足りなくて何ができているかを冷静に分析する力があること
それが大前提ではあります。
個人事業主に必要なのは「気持ち(感情)」のコントロール術
「人と比べて焦ってしまう」「失敗して落ち込む」
両方とも個人事業を続けていると、ありがちな気持ち(感情)の状態です。
特に私たち50代60代は義務教育で点数をつけてランキングされてきた世代です。
人と比較され、失敗をダメとされて生きてきた世代です。
「他人と比較しない」「失敗しても落ち込まない」と言われても、気持ちを切り替えることはできないかも知れません。
ただ、気持ち(感情)に振り回されると、冷静な判断ができなくなります。
一旦、気持ち(感情)は横に置いておき、冷静に分析し判断することを優先したいものです。
感情に振り回されないために優先したい2つのこと
個人事業は全て自己責任です。気持ち(感情)はコントロールして、分析・判断を優先していきましょう。
上手くいっているように見える人の見せない努力は何か?
何が自分に足りないのか?
失敗したデータをどう生かしたら成功につながるのか?
何がどう間違ったのか?次はどうすれば良いのか?
個人事業は検証と改善の繰り返しです。時間とエネルギーは有効に使いましょう。

個人事業は「一人」でも「孤独」にならない工夫
個人事業は「個人」でやることですが「孤独」である必要はありません。
とはいえ相談する人は選びたいものです。
同じように事業をしている仲間や、相談できる先輩
個人事業のコミュニティとのつながり
そういうものがあれば、気持ちが落ち込んだときの支えになります。
まとめ:比較や失敗より「気持ちのコントロール」が続けるカギ
人と比較するな、失敗しても落ち込むな、とは言いません。
比較するからこそ、必要な部分が見えてくる
失敗するから、成功への道筋が見えてくる
「比較して落ち込む」「失敗して落ち込む」ことも必要ですが・・・
一番大切なのは気持ち(感情)をコントロールすることです。
客観的に分析・検証できる視点と、改善する力を育ててまいりましょう。
これがあれば確実に前に進んでいくことができます。
主婦にも向いた起業の本
これまでにも何度も紹介してきましたが…10年ほど前にステンシルのネットショップを始めた時にたまたま読んだ本です。
内容に共感し「自分のこと?」と思ったほどでした。
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リスクのない起業の始め方って案外こんな感じです。
初版が2015年で今は文庫本になっているロング商品ですね。
その他の本
こちらは比較的新しい本です。
「マイクロ起業」という言葉が出てきますが、心からやりたいことで、まず身近な人を幸せにすることから始めて、世の中に提供していくという点が、感覚としてはとても私の伝えたいことに似ています。
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こちらもお勧めです。
起業支援をされている方の書いた本なので、これまで支援されてこられた実績に基づいて現実的なことを伝えていらっしゃいます。
その一言一言が、私もこれまで伝えてきたことと変わらないなと思いました。儲けることより、本当にやりたいことでなければ続かないということも分かりやすく伝えていらっしゃいます。
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プロフィール
シングル歴30年、ずっと何某かのダブルワークをしながら3人を育てる。
20年前に母、約10年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。
もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを何度か開催。
誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアート・ボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。
自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)
普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。




