50代60代の個人事業主のためのAI活用術|ChatGPT・Claudeを「頼れるアシスタント」にする使い方

最近は老若男女、AIをGoogle検索の代わりに使う方が多くなりました。
スマホなら気軽に使えるAIツール・・・、仕事ではパソコンが苦手だからと敬遠していませんか?
「ChatGPT」や「Claude」のようなAIチャットは、話しかけるだけで色々な作業を手伝ってくれる便利な道具です。
今回は、個人事業の日々の作業で使えるごく一般的な使い方をまとめておきます。
AI初心者は「ChatGPT」や「Claude」を気軽に使いましょう
AI初心者はまず気軽に使いましょう。
「ChatGPT」や「Claude」あるいは「Gemini」や「Copilot」それぞれに得意不得意はありますが、私たちがチャットで使う程度なら、あまり気にする必要はありません。
AIエージェントは、目的と作業内容に応じて選んだ方が良いかも知れませんが・・・
多少の違いはあっても、各AIそれぞれが目まぐるしく進化しているのであまり気にせず使うことでしょう。
とにかく仕事でのAI初心者さんは、使いやすいものに話しかけることから始めたいものです。
初心者編:まずは気軽に話しかけてみよう
ブログ記事やSNS投稿文の「たたき台」をAIに作ってもらう
何もないところから文章を書くのは、白い紙を前にして固まってしまう時間が無駄です。
そんなときは「〇〇について、お客様向けにブログ記事の下書きを書いてください」とお願いするだけで、たたき台を出してくれます。
もちろんそのまま使うのではなく、自分の言葉に直したり、体験談を足したりして仕上げるのがコツです。
何もないところから記事を書くより、ヒントをもらってから書くと考える時間が短縮できます。
お客様への返信メールの下書きをAIに頼む
問い合わせのメールに、どう返事をすればいいか迷って時間がかかってしまうことはありませんか。
「こんな内容のお問い合わせが来ました。丁寧な返信文の下書きを作ってください」と伝えるだけで、失礼のない文面の土台を作ってくれます。
最後は必ず自分で読み直し、事実と違うところがないか確認してから送るようにしましょう。
売上や顧客リストの集計・整理をAIに手伝ってもらう
「今月の売上を項目ごとに分けたい」「お客様の一覧を整理したい」というとき、表計算ソフトの数式が分からなくても、「ChatGPT」や「Claude」に「この数字をこう分類して整理してください」とお願いすると、やり方を説明してもらえたり、整理の案を出してもらえたりします。
すべてを丸投げするのではなく、「相談しながら少しずつ進める道具」として使うのがおすすめです。
新しい講座やイベントのアイデア出しをAIと壁打ちする
新しい講座の内容や、イベントの企画に悩んだとき、一人で考えていると堂々巡りになりがちです。
「ChatGPT」や「Claude」に「こんな講座を考えているのですが、アイデアを一緒に出してもらえますか」と話しかけると、思いつかなかった切り口を提案してくれることがあります。
友人にちょっと相談するような感覚で使うと、気軽に活用できます。
AIツールを使うときに気をつけたい3つのこと
「ChatGPT」や「Claude」は、難しい専門知識がなくても「話しかけるだけ」で頼れる相棒になってくれます。
ブログの下書き、返信文、集計の整理、アイデア出しなど、日々の小さな「面倒」を減らす味方として、少しずつ試してみるのがおすすめです。
あと、お客様の個人情報や、他人に知られたくない内容をそのまま入力しないよう気をつけることも大切です。
(AIに渡す情報の内容に注意)
そしてAIが出してくれる文章や情報は、あくまで「下書き」「たたき台」です。
事実確認や最終チェックは必ず自分の目で行いましょう。
AIはとんでもない嘘を言う時もありますので、鵜呑みにしないのがコツです。
応用編:もう一歩踏み込んだAIツールの使い方
アンケートの自由記述を「傾向」ごとにAIでまとめる
講座やイベントの後にとったアンケートの自由記述欄は、数が多いと読むだけで一苦労です。
そのテキストをまとめてコピーして貼り付け、「このアンケートの自由記述から、多かった意見や気づきを3つにまとめてください」とお願いすると、一人で読み込むより早く傾向がつかめます。
ファイル(Excelやワードの文書)をそのまま渡して読み込んでもらうこともできますし、スクショを撮って見せるだけでまとめてくれます。
会話を1往復で終わらせず「壁打ち」を重ねるコツ
アイデア出しを1回の質問で終わらせないのも使いこなすコツです。
返ってきた提案に対して
「その中で②が気になります、もう少し具体的にしてください」
「この案、50代の方にも伝わりますか?」と、会話のキャッチボールを重ねるのがコツです。
壁打ち相手として最初の答えで満足せず、粘って掘り下げるほど、自分の言葉に近い提案が返ってきます。
「キャラクター設定」で毎回同じトーンの文章にしてもらう
「これから私は着付け教室の先生として、生徒さんに丁寧で温かい口調でお返事します。今後の文章もこのトーンでお願いします」というように、最初に自分の立場や話し方の希望を伝えておくと、そのやり取りの中では毎回近いトーンで文章を作ってくれます。
会話のはじめに一言添えるだけで、文章の仕上がりがぐっと自分らしくなります。
また過去のブログ記事の文章を数記事分、読ませるのも手っ取り早いです。
自分の文章のクセをAIが学習して、より近い文章に寄せてくれます。
難しい説明文・注意書きをAIで「やさしい言葉」に書き直す
利用規約や、システムから届いた分かりにくいお知らせ文などを、「この文章を、パソコンが苦手な60代の方にも伝わるように、やさしい言葉に書き直してください」とお願いすると、専門用語をかみ砕いた文章にしてくれます。
お客様への説明資料作りにそのまま活用できます。
音声メモや長文からAIに「要点だけ」抜き出してもらう
セミナーの録音を文字にしたものや、長いメールのやり取りを渡して「この内容から、重要なポイントだけ箇条書きにしてください」と頼むと、忙しいときの情報整理に役立ちます。
ZOOMで録画すると音声データも残るので、これを利用するのもありですね。
セミナー・講座用のスライド資料をAIに作ってもらう
「〇〇についてのセミナー資料を、10枚程度の構成案で作ってください」とお願いすると、章立てや各スライドに入れる内容の案を出してくれます。
さらに「PowerPointのファイルとして作ってください」と頼めば、実際に開いて使えるスライドの下書き(.pptxファイル)をその場で作ってくれます。
ゼロから構成を考える手間が省け、あとは自分の言葉や写真を足して仕上げる、という進め方ができます。
まとめ:AIは使えば使うほど、頼れる相棒になる
「ChatGPT」や「Claude」などのAIは使えば使うほど、お互いが学習するのでより良い仕事をしてくれるようになります。
「1回聞いて終わり」ではなく、こちらの意見や考え方を知ってもらうことも大事です。
資料をまとめて読み込ませる・会話を重ねる・話し方を先に伝えておく、といった一工夫で、AIツールはぐっと実務向きになります。
