Webサービスの分類、ジョイライフの見解
50代前後から小さく起業する女性を応援してきたジョイライフのヤマガミです。
『小さな起業』『ひとり起業』『ひとり社長』を本気で頑張るパソコン苦手な女性を応援しております。
個人事業では、たくさんあるWebサービスを運用するのは大変です。
なのでできるだけ自分の個人事業に合うWebサービスに絞って、それを徹底的に活用したいものです。
そのために様々なWebサービスをその特徴に合わせてまずは分類をしてみましょう。
Webサービスをまずはざっくりリストアップ
様々なWebサービスがありますが、まずはざっくりリストアップしてみます。
- ホームページ(無料・有料さまざま有り・ブログ機能が備わっているものもある)
- ブログ(アメブロ・note・Hatena・その他)
- ツイッター
- LINE公式アカウント
- Facebookページ
- Facebookグループ
- YouTube
- Podcast
あと、ちょっと色が違うのですがこんなものもあります。
- アメーバオウンド
- リザーブストック
- Googleマイビジネス
- クラブハウス
- 各Webツールのライブ配信
- ストーリーズ
こうしてリストアップしてみると、本当に様々なものがあります。
これからまだまだ出てきて、淘汰されていくのかも知れません。
10年以上前は、ホームページを作るのも大変でした。
SNSといってもmixiなどの交流サイトくらいでしょうか。
アメブロが出てきてmixiから多くはそちらに流れました。
そしてツイッターやフェイスブックが出て、交流の仕方が変わっていきました。
様々なWebサービスをまずはざっくり分類
10年前のあの時期、個人事業にWebサービスをどう役立てていけばいいのか、最初はさっぱり分かりませんでした。
分からないなりにも、とにかく発信しなければと思い、ホームページを自作して、mixiに招待して頂き、その中で発信していきました。またアメブロも始め、グルッポなどのグループ内で発信していきました。
あるセミナーを開催し20名の参加者を集めるために、あちこちに手分けして100回以上投稿しました。
実績0(ゼロ)から何かをやっていくには、それくらいの作業をする必要がありました。
(1、2回投稿して反応が無いと嘆く人たちに、そのお話をすると驚かれていましたが・・・)
とにかく自分のことを振り返ってみても、個人事業を始めたばかりの頃は、Webサービスのそれぞれの特徴や役割がよく分からないのだと思うのです。
なので特徴を理解するために、Webサービスを簡単に分類してみます。
看板・メニュー表として使えるのはストックされていくWebサービス
大きく分けると、以下の二つに分類できます。
- ホームページのように看板でありメニュー表であり
Web上に整理してストックすることが可能なWebサービス - フィードに流れていくけれど、その時その時繋がっている
人の目に触れる機会があり交流することが可能なWebサービスがあります。
ストックされていくWebサービス(ホームページなど)は、このサービスをもっと知りたいと思った人が見るところになります。
フィードに流れていくものは、どちらかというとファーストコンタクトの機会を作るところになります。
気になる、好き、これは何?と興味を持ってもらう機会を作ることができ、また使い方によっては交流をすることができます。
看板やメニュー表などのストックされていくWebサービスに誘導するきっかけになるところとも言えます。
つまりフィードに流れてはいくのですが、投稿回数を増やして積極的に使うと交流・拡散することができます。
あとは有料か無料という分類もあるでしょう。
ここでブログというのはアメブロ・Hatena・noteだけに絞りました。
他のブログサービスは検索の強さ、交流のしやすさ、読みやすさ(広告が多い等)がよくわかりませんので入れておりません。
Webサービス分類表
ジョイライフとして、これまで活用してきたWebサービスを独断と偏見で分類しました。
これまでに使って試してみた感想から分類しました。
私の私見です。
無料・有料 | ストック | 交流 | 拡散 | Google検索 | 手軽さ | ||
ホームページ (Jimdo・Wix・ペライチ) | 無料から | ◎ | × | × | ◯ | × | |
ホームページ (WordPress) | 有料 | ◎ | × | × | ◯ | × | |
ブログ (アメブロ・はてな・note) | 無料から | △※1 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
ツイッター | 無料 | × | ◯ | ◯ | ×※2 | ◯ | |
無料 | × | ◯ | ◯ | ×※2 | ◯ | ||
無料 | × | ◯ | ◯ | ×※2 | ◯ | ||
ピンタレスト | 無料 | ◯※3 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
YouTube | 無料 | ◯ | △ | ◯ | ◯ | △ | |
ライブ配信 (YouTube・FB・Instagram) | 無料 | × | △ | △ | △ | ◯ | |
ポッドキャスト | 無料 | ◯ | × | △ | ◯※4 | ◯ | |
アメーバオウンド | 無料 | ◯ | × | × | × | △ | |
Googleマイビジネス | 無料 | ◯ | × | △ | ◯ | △ | |
LINE公式 | 無料 | △ | ◯ | × | × | △ | |
リザーブストック | 無料から | ◯ | × | × | ◯ | × | |
※1…構成の仕方次第でホームページのように見せることは可能
※2…そのプラットフォームの中での検索は可能
※3…ボードの活用次第で看板・メニュー表のように見せることは可能
※4…Googleと相性が良いのはGoogleポッドキャスト(他のものも種類によっては検索には上がる)
一つ手軽さという項目を入れていますが、これは50代60代女性にとってスマホのアプリから簡単に使えるという意味です。
LINE公式アカウントもアプリで使えるのですが、先にパソコンでその機能を把握しておく必要があるかと思いますので、△とさせていただきました。
アメーバオウンドも設定こそちょっと手間がかかるものの、アプリで投稿できるので(アメーバと連携も可能)お手軽ではあります。(度々連携が切れるのはたまにキズ)
私はJimdoは検索にも強く手軽だと思います。
ただ、同世代の方々には少し荷が重いようです。
自分のお仕事とお客様との相性・目的を軸に運用を考えよう
いずれにしてもWebサービスが勝手に仕事をしてくれるわけではありません。
大きく分けると、看板やメニュー表という性質を持つものと、交流・拡散という接触機会を増やす可能性があるものとに分けられます。
交流・拡散という接触機会を増やし、Webサービスの実力を発揮させるのは自分の使い方次第です。
放置しておいて増えるものではありません。
積極的に交流・拡散することが苦手なら、個人と個人の繋がりやご縁を大切にし、誠心誠意心をこめてお仕事をしていきましょう。
そしてもし誰かが紹介したいと思ってくださった時に、検索で見ることができる看板やメニュー表をしっかり作成しておきましょう。
どんなふうに検索されるかを考えてみれば良いでしょう。
屋号と名前で検索してとか…
ブログタイトルで検索してとか…
SNS上での積極的な交流が苦手な方は、Googleとの相性が良いのを選び、検索対策をしっかりして運用し、紹介していただけるほどの良いお仕事をしていくために精進して参りましょう。
まとめ
年々増えていくWebサービスですが、その全てを使えるなら使う方が良いのは当たり前です。
ただ個人事業では物理的に無理があります。
人を雇うだけの資金があり、多くのお客様をさばけるような事業ならそれも良いでしょう。
ただ個人事業を始めたばかりの方々があれもこれも手を出して、良い結果につながるとは思えません。
まずはそれぞれの特徴を理解して、自分自身の性格に合うWebサービスを選んで、徹底的にそれを正しく使うこと、そこを目指すべきだと思います。
SNSが好きな方は、ゴール設定を明確に持っておいた上で、積極的に交流できるWebサービスに力を入れましょう。
その逆の方は、紹介していただけるような仕事を目指して、検索対策をしっかりしたWebサービスを整えていきましょう。
もちろんどちらを選ぶにしても、お客様やお仕事への愛があるのは大前提です。
自分とお客様にはどのような導線が考えられるのか、そのために最低限のWebサービスを選ぶとすると何が良いのか、それぞれのWebサービスの特徴・性質と照らし合わせて考えてみましょう。
プロフィール
シングル歴25年、ずっと何某かのダブルワークをしながら3人を育てる。
10年以上前に母、数年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。
もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを何度か開催。
誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアート・ボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。
自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)
普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。
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