女性50代からのひとり起業・小さな起業に向く人・向かない人【2】

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50代前後から小さく起業する女性を応援してきたジョイライフのヤマガミです。
『小さな起業』『ひとり起業』『ひとり社長』を本気で頑張るパソコン苦手な女性を応援しております。

私がこのサイトでお勧めしている『小さな起業』『ひとり起業』と、その始め方を定義しておきます。

いきなり会社を辞めて、大きな起業家を目指すものではありません。

本業、またはライスワークを持ちながら、自分で稼ぐタイプの副業を少しずつ無理なく始めていくものです。
勇気と行動力さえあれば、誰にでも実現可能な小さな個人事業です。

いきなり月商7桁などの、たくさん稼げる系ではなく、地道に続けてお客様と良い関係を育み、お互いが幸せになれるような小さくても確実な個人事業を目指しています。

ぜひ本業、安定した収入があるうちに、準備期間を含めて、早く始めていきましょう。

ただ誰でも始められる『小さな起業』『ひとり起業』とは言え、向いている人、向かない人はいます。

多くの起業を目指すようなサイトにも、起業に向いている人、向かない人というものが書かれていますが、そういった起業家ではなく、小さな個人事業です。

特別な才能や人脈や資金力など、そこまでのものは求めませんのでご安心ください。

今回は一般的に『起業に向かない人』と言われている項目について考察してみました。
前回は『起業に向いている人について』でした。

ボディアート時代

今回は起業に向かない人についてです。

目次

一般的に起業に向かない人という項目に多いもの

今度は起業に向かない人などと挙げられることが多いものを見てみましょう。

まあ当たり前ですが、これまで挙げてきた起業に向いている人の項目の真逆が向かない人ですね。

約束事を守らない・ルーズ・自己管理ができない

どんなお仕事も『信用』『信頼関係』で成り立っています。

約束事を守らない・時間にルーズ・自己管理ができないといった基本的なところが苦手な人は『ひとり起業』『個人事業』起業には向きません。

ボディアート時代

一見起業に向かなくても、苦手な部分をサポートしていただける方と信頼関係が築けているのなら、「向かない人」とも言えません…

金銭管理ができない人

金銭管理ができない、家計簿の管理もできない、お金に対してルーズではお商売はできません。

『ひとり起業』『個人事業』は向いているとは言えませんが、その部分を信頼できる人にカバーしてもらえるなら話は別です。(一人でする起業には向かないが、チームでする起業には向く場合もあります)

何度も言いますが、自分の苦手な部分は人にさっさと依頼する、対価を払ってお願いする、その判断力が『ひとり起業』『個人事業』には必要です。

無責任な人・他人のせいにする人

『ひとり起業』『個人事業』だけの話ではありませんが、お仕事として人からお金を頂くからには責任が伴います

最後までどう責任を取るかということは常に頭においておく必要があります。

お仕事がうまくいっている時は大丈夫なのですが、うまくいかなかった時、クレームが生じた時、いざというときに現れたものこそがその人の本性であるとある人が話していました。

クレームに真摯に対応し、どう乗り越えるかで『ひとり起業』『個人事業』の未来が変わります。

着物倶楽部時代

他人のせいにして無責任に逃げる人もいます。クレームが怖くて対応できないのなら起業には向かないと言えるでしょう。

ボディアート時代

お仕事なら最後まで責任を取りましょう。
都合が悪くなれば逃げるのは頂けません。

人のアドバイスが聞けない人

『ひとり起業』『個人事業』は独りよがりでは続きません。
時には大先輩の意見を聞くことも大切です。

そんな時に人のアドバイスが聞けない人もいます。
そういう人は、本当の問題とちゃんと向き合えていない、向き合うことを避けている場合が多いです。

ですので、アドバイスを聞いて行動に移したり、自分で仮説を立てて検証することもできません。
そのままでは起業に向かない人と言わざるを得ません。

それでも人のアドバイスは不要でどんどん突き進むタイプで、『ひとり起業』『個人事業』がうまくいっているなら良いのです。
そうでない時にどうしたらいいのでしょうね。

必要な時に出し惜しみする人

人に対して必要な時に対価を払おうとしない、出し惜しみをする人はいただけません。

お商売はサービスと対価の物々交換です。エネルギー交換です。
ある程度のサービス精神、自ら差し出す気持ちは必要です。
気持ち良く『ありがとう』というエネルギーで対価を渡せない人に、同じエネルギーは入ってきません。

出し惜しみする人は結局、お客様に出し渋られることになるでしょう。
起業に向かない人と言えるでしょう。

着物倶楽部時代

これはお仕事の話だけでなく普段の生活の中でも同じですね。

目標や理念がない人

目標や理念がない人もまた起業に向かない人です。
目標や理念がないまま起業をすると、途中であっさり辞めたり、行動が続かなかったりします。

どんなお仕事にも言えることですが、『ひとり起業』『個人事業』では、目標や理念を掲げることは大切です。

ただそれっぽいことはいくらでも言えるので、一見しっかり目標や理念があるように見えることもあります。
ですが、それっぽく掲げた理念・目標では、いざとなると無責任に逃げたり、優柔不断になったりと続きません。

その人自身の生き方や人生で学んだことを背景に、掲げた目標や理念を大切にしたいものです。

ボディアート時代

実はこの項目はそれまでの『生き方』にも通じるので、一言で解説できるようなものではありません。

情報に振り回される人・他人と比べて焦る人

情報に振り回されるのは自分軸がないからとも言えます。
情報に振り回されたり、他人と比べてすぐ焦って判断を誤るのも、起業に向かない人かも知れません。

◯◯が良いと聞いたから、始めなければならない。
△△が集客できると聞いたから、自分もやらなければならない。

他人が出した結果と比べて焦って冷静さを失っては判断を間違います。
そうではなく、しっかり分析して自分はどうすれば良いのかを自分の頭で考えたいものです。

焦った結果良い方向に行けば良いのですが…
焦って他人の真似をして、あれもこれも手を出すのは結局時間の無駄になります。

ボディアート時代

自分軸がない人は起業には向かないでしょう。

計画を立てられない・実行できない人

計画を立てることができないと、段取りが組めません。

立てた計画を行動に移せないと、いつかやる予定で終わってしまいます。

いつを明確にして実行できないと、いつかやるという状態のままで終わります。

計画を立てられない人、行動に移せない人というのも起業には向かない人です。

どう見られるかを気にしすぎる人

どう見られるかを気にしすぎると行動ができなくなります。
過剰に気にしすぎるのが問題なのであって、全く無頓着でも困ります。

また外見だけを一生懸命とりつくろう人もいます。
過剰にやりすぎるのが問題なのであって、もちろん外見も大切です。

ただ、それ以上に中身が大事です。
外見も大事ですが中身も大事、そしてその両方が一致していなくては続きません。

過剰に良い人をアピールする人は、知られたくない深い闇があるような気がします。
不一致は、人には不自然に映ります。

他人の目を気にしすぎる人もまた起業には向かない人です。

向上心のない人

向上心そのものがない人は論外ですが、学んだことを自分の言葉に置き換えられない人も少し問題があると考えます。

そのジャンルでの知識は自分で深めていかなければなりません。
講師に言われた知識だけで、自分でさらに深めようとしない人の言葉には、説得力がありません。
質問に自分なりの考えや言葉で答えられないと、信頼を得ることが難しいケースもあるでしょう。

商品・サービスを提供する限り、常に学びは必要です。
本当の向上心が足りない人も、起業には向かない人です。

やりたいことと、やらなければならないことを整理できていない人

よくやりたいことを列挙しろと言いますが、やりたくないことの中にはやらなければならないこともあります。

やりたいことを実行するためには、やらなければならないやりたくないことをしっかり認識する必要があります。

この辺りが整理できていない人は、やりたいことだけに目を向けるのでなかなか事を実現することができません。

ボディアート時代

必要なことが判断できない人も、向かない人ですが、本当に起業を実現したいならコンサルなどのサポートを受けると良いでしょう。

無料勉強会・格安勉強会にばかり参加する人

無料で提供されているものの中にも良いものはありますので、無料が全て悪いというわけではありません。

ただ無料や格安の情報だけで済ませようとするのは、知識を深めるには無理があるかも知れません。
ここぞという時に、しっかり対価を支払って学ぶ姿勢もあって欲しいものです。
それが結局お客様のためになることです。

ボディアート時代

お客様のために本当に必要な先行投資ができない人も、向かない人です。

感情のコントロールができない人

感情がコントロールできない人は、冷静な判断ができません。

どんな『ひとり起業』『個人事業』でも予期せぬことは起こります。
いざという時に冷静に対処できないのは致命傷です。

また人に向ける感情は、特にコントロールする必要があります。
感情的になって人に怒りをぶつけたりするのは論外です。

ただ自分に向けた感情は、コントロールしながら自分を奮い立たせるために使えます。
なにくそ!という感情が起爆剤になる場合もありますし、行動の原動力になる場合もあります。

いつも冷静だと、ここぞというときに自分を奮い立たせることもできません。
感情は上手にコントロールしつつ良い方向に利用できると良いですね。

着物倶楽部時代

感情豊かなのはむしろ良いことです。
どんな窮地でも上手にコントロールできると自信につながります。

ボディアート時代

結局それまでにどう生きてきたかということが全てです。

起業に向かないと言われるがそうとも思えないもの

起業に向かないと言われることもありますが、そうとも思えない要素もあります。

『ひとり起業』『個人事業』ですので、そこまで厳しく考えなくてもいいと思いますし、時と場合によるものだということです。

石橋を叩いて渡らないほど慎重すぎる人 

慎重すぎると物事が一向に前に進みません。

起業家のスタートアップなどでは、スピードが重要と言われますが、『ひとり起業』『個人事業』は自分だけです。

慎重過ぎて何も前に進まないのは問題ですが、お客様のことを思えばこそ自分の提供するサービスに慎重になるのは、決して悪いことではありません。

真面目な方ほど、もっと良いものを提供しなければと思われます。
大先生のようにならなければ、提供してはならないと勝手にハードルを上げている方もいます。

一方であまり深く考えないというか、不真面目というか、それほど気にしない人ほど軽く、大胆にも起業していたりします。
慎重でないのもまた問題があるのです。

すぐに落ち込む人

いちいちクヨクヨしたり、落ち込んだりしていては確かに前には進めません。

ただ、落ち込んだことで深く反省して、次回はどうしようかと対策を練ったり、次へのステップにすることが出来るなら、落ち込むことも悪くはありません。

何も気にせず、落ち込まず、何も向上しないのもまた問題です。

ボディアート時代

反省したり落ち込んでも、それを糧にできるのなら、起業に向かない人だとは思いません。

起業に向かない人についてのまとめ

一般的に起業に向く人、向かない人と言われている特徴について書かれたページは多いのですが、そのどれもが規模の大きな『起業』についてであって、『小さな個人事業』『ひとり起業』についてではないと考えていました。

これまでさまざまな個人事業主を見てきた私なりに感じていた、ひとり起業に向く人、そうでない人について思いつく特徴を並べてみました。

極端なことを言うと、他人に迷惑をかけなければ、ひとり起業は誰もがチャレンジすれば良いのです。

自分の苦手な部分を得意な人にカバーしてもらえば、何だってできますし、大抵のことは何とかなります。

また他人と比べる必要もありません。
儲け云々ではなく、自分が満足していればそれはそれで良いのはないでしょうか?

着物倶楽部時代

自分の人生で起こしたことに自分で責任を負えるのなら、誰に何を言われても気にすることはありません。

ボディアート時代

自分の人生です。やりたいことをやりましょう!

プロフィール

シングル歴25年、ずっと何某かのダブルワークをしながら一人で3人を育てる。
10年以上前に母、数年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。

もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを開催。

誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアートボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。

自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)

普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。

お問合わせ

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