ひとり起業・ひとり社長・個人事業レベルの小さな起業の勧め
私はひとりで始める個人事業に、『起業』という言葉を使うのはおこがましいと思っていました。
ただ、ここ数年では流行りのようになっているので敢えて『起業』を使います。
会社に勤務したり、バイトや派遣などで所得を得ること以外で、個人で直接お客様から対価を頂く働き方を、ここでは『小さな小さな起業』『ひとり起業』と定義します。
また人によっては『副業』『サイドビジネス』『マイクロビジネス』『お小遣い稼ぎ』などの呼び方の方がしっくりくるかもしれません。
そして何か事情がない限り、いきなり本業を辞めて、大きく起業をするのは現実的ではありません。
最初は、これまで同様勤めながら、またはバイトなどで収入を得ながら、まずは『小さな小さな起業』『ひとり起業』『個人事業』を始めることをお勧めしています。
これなら誰でもチャレンジできると思うの
規模の大きい小さいにかかわらず『起業』は『起業』
一昔前、商工会議所や起業塾で教えているのは、事業計画書を書くことから始めて、銀行から資金を借りて店舗を『開業』したり、融資を受けて何か事業を起こしたりするような大きな規模の『起業』でした。
でも最近は『ママ起業』『ブログ起業』など個人事業寄りの内容の、起業塾や創業塾もあるようです。
大きな規模の『起業』は『小さな小さな起業』『ひとり起業』には該当しません。
また『フランチャイズ』での起業もやはり初期費用がかかり過ぎますので、ここでの『小さな小さな起業』には当てはまりません。(費用がかからないものもあるようですが、除外します)
会社に所属していた時のツテでの『独立開業』もある意味『起業』です。
個人が小さく自宅で『開業』するのも『起業』ですし、ネットショップを立ち上げるのも『起業』です。
規模の大小や形態に関わらず『起業』するということは、個人が自分の能力を生かして、誰かの役に立ち対価を得ること、そしてそれを継続できるようにしていくことです
その最初の一歩を小さく始めていくことを『小さな小さな起業』『ひとり起業』とします。
お勧めするのはリスクを抑えてお試し『起業』
『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』では、借り入れをしたり、店舗を借りたりするような大きなリスクは抱えずに、まずは小さくお試ししていくことをお勧めしています。
幸い今は個人が自分メディアを持てる時代です。
0円でネット上に個人事業をアップできる時代です。
クラウドワークスなどで案件をいただくこともできる時代です。
スキルアップのために何かを学ぶにはお金が必要ですが、小さく起業したり小さく開業することにはほとんどお金をかけないことも可能です。
私がネットショップを開業する1年前、無料のホームページ作成サイト(ジンドゥー)で仮にショップを立ち上げるところから始めていました。
無料サイトである程度お客様がついてから
決済機能がついたネットショップをお金をかけて作りました。
無料のブログ、無料のホームページでも運営の仕方によっては、モノを売ることが可能です。
ホント、良い時代になりましたね。
出すべき時にはお金は出す覚悟が起業には必要
『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』では、必要以上にお金をかけないことをお勧めしています。
一方で、出すべき時にはお金を出す覚悟も必要です。
全てにかけてお金をかけないというのは相当の努力も要りますし、それでは時間がかかることもあるでしょう。
- 自分では出来ないこと
- 相当な時短になること
- スキルアップになること
そういうものにはしっかりお金を出しましょう。
本業を続けながらの『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』です。
時間を無駄にはできません。
もちろんある程度の結果が出るまでには時間がかかります。
ただあまりに時間をかけ過ぎていては、モチベーションも続きません。
なので、効率よく時短で物事を進めることが最も重要だと考えます。
自分では出来ないこと
自分では手に負えないこと、苦手なこと、一から学ぶには難しすぎること
そういったことは、さっさと外注してしまいましょう。
そしてきちんと対価を支払いましょう。
ここで値切ったり、ケチったりする人は、将来自分も必ず同じ目に合います。
他人の価値をしっかり自分から認めること(対価をしっかり払うこと)
これは『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』ではとても大切なことです。
自分がどのような『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』を目指しているのかを思い描いておきましょう。
相当な時短になること
自分で出来ないことはないけれど、かなり時間がかかってしまうことはありませんか?
そういうものも、できれば外注したいものです。
もしそれを自分ですることが自分の将来の『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』に役に立つのなら、しっかり取り組むことも大切です。
でもあまり関係のないことなら、時間を割くのはもったいないので、それは人にお願いしましょう。
役割分担することは大切なことです。
またそうすることで、将来大切な仕事のパートナーに出会えるかもしれません。
スキルアップになること
自分のためのスキルアップも大切ですが、自分のお客さまに喜んでいただくため、役に立たせていただくためのスキルアップは大事なことです。
情報や環境、技術は日々進歩しています。
常に最新の現場がどのようになっているのかを知っておきたいものです。
『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』では、個人の実力が要です。
向上心はとても大切です。
学びのためのお金は『自己投資』だと思って、惜しまないようにしましょう。
貴女の『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』に還元していきましょう。
起業するなら小さな起業・ひとり起業からがお勧め
起業するなら少しでも早めに『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』を始めておきましょう。
いくつになってからでも取り組めるのですが、少しでも早めに取り組んでおくほうが体力・気力の点でも有利です。
50代60代、実社会で仕事をある程度継続し、技術や経験も蓄積されているでしょう。
貴女の経験を生かして、貴女独自のサービスを提供することもできるでしょう。
自分の人生は自分のものです。
自分の責任が負える範囲内でのチャレンジは、どれだけしても良いと思うからです。
何かにチャレンジしたいという考えが横切ったら、私はぜひ行動を起こすことをお勧めしています。
世間は結果を求めますが、それが正しいとは思いません。
人生、生きることは全て経験です。
何を選択し、何にチャレンジし、何を体験し、どんな過程を経験したか、それがその人の全てです。
私たちは自分が経験したいこと、体験したいことにチャレンジして良いのです。
『起業』してみたいのなら、ぜひ『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』からチャレンジすることをお勧めします。
一見無駄に思えることも、将来なんの役に立つかわかりません。
ボディアートなんてただ面白くて取り組んだだけなのよ。
その時は将来ネットショップするなんて思わなかったわ。
『ひとり起業』を育てるのは簡単ではないけれど可能性は広がる
あと、どんな『起業』であっても、結果がすぐに出るとは限りません。
また最初がたまたま上手くいったとしても、継続していくのは簡単ではありません。
順調に行くまでに数年はかかると覚悟して取り組みたいものです。
諦めずにコツコツ努力し、途中で辞めずに継続した人にのみ、結果が訪れます。
儲かりそうと思って始めた人は、全然儲からなくて嫌になるかもしれませんね。
面白いと思って始めた人は、何があっても継続できるのよね。
だって面白いんだから・・・
『ひとり起業』を育てることは大変ではありますが、面白みもあります。
それを楽しみながら続けていきましょう。
自分の能力を生かして、誰かの役に立ち対価を得ることをしてみたいという方は、無理のない形での『小さな小さな起業』『女子ひとり起業』にチャレンジし可能性を広げておきましょう。
まとめ
自分の力を生かして対価を得ること、個人事業をしてみたいという方、収入の柱を増やしたいという方は、ぜひ今の仕事を続けながら『小さな小さな起業』『ひとり起業』を始めていくことをお勧めいたします。
その際には不必要にお金をかけず、まずは小さくチャレンジして、お試しで始めることが大切です。
始めてみないとどこにニーズがあるかも分かりません。
上手くいきそうかどうかも分かりません。
最初はうまく行かないことも多いかもしれません。
でも、やってみなければ何がうまく行かないのか、どうすればいいのかも分かりません。
そうやって取り組んだこと全てが自分の経験となり、お金では買えない価値があります。
そしてしっかり向き合って取り組んでいけば、全ての経験は将来生きてくることでしょう。
無理なく小さく始めて参りましょう。
プロフィール
シングル歴25年、ずっと何某かのダブルワークをしながら一人で3人を育てる。
10年以上前に母、数年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。
もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを開催。
誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアートボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。
自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)
普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。
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