無意識を味方につける方法・タスクを細分化して自己肯定感を高める
50代60代の女性たちの自立と活躍を応援するために、Webサービスの立ち上げや運用をサポートしてまいりました。
私たち昭和世代は真面目な方が多いように思います。
そして真面目な方ほど、無意識に「自己否定」をされている傾向があります。
ご自身では意識されていらっしゃいませんが、いろいろな方々を見てきてそう感じることがあります。
なのでその無意識を味方につけて行けるように、思考の癖を変える努力はした方が良いでしょう。
いくつか方法はありますが・・・
タスクの細分化で自己肯定する機会を増やしてみるのはいかがでしょうか?
タスクの細分化は忙しい日々の中で、効率よく仕事をしていくためにも必要なことだと、以前勉強会の中でもお話ししております。
やらなければならないことが多い人ほど自己否定する機会が多くなる
やらなければならないことが多い人ほど自己否定する機会が多くなります。
なぜなら、やらなければならないことが多いと、出来ていないことも多くなるからです。
必然的に、「ああ、今日もまた出来なかった」「全然読者増やせなかった」「ブログ書けなかった」「メルマガ書けなかった」「SNS出来なかった」「フォロワー増やせなかった」
真面目な人ほど、自分に厳しくなり、出来ていないことが気になります。
そちらを見すぎて、無意識に自己否定する言葉を使っています。
常に「出来ていない自分」をイメージすることと同じです。
思考の癖も口癖となりますので、「出来ない」「やれない」「動けない」「書けない」「作れない」・・・
「ない」「ない」「ない」「ない」が多くなります。
それに比べると、そこまで真面目でない人の方はどうでしょう?
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃとは思っていませんし、どちらかというと自分に優しいので、「出来たことを褒めている」ことも多いようです。
そちらが正しいとは申しませんが、エネルギーは軽い方が良いと思いませんか?
なので真面目な人、自分に厳しい人で、自己否定ばかりしてしまう人は、この「出来たことを褒める」機会を増やせば良いのです。
そこで『タスクの細分化』をやってみてはいかがでしょうか?
個人事業はやることが多いので確実にこなす必要がある
個人事業はやることが多いので、確実にそれらをこなしていく必要があります。
あれもこれもやらなければならない
それに順番をつけて、一つ一つ確実にこなしていくために『タスクを細分化』します。
『タスクを細分化』しておくと、隙間時間に一つ一つ作業をこなしていくことができます。
全体としては大きな山も、一歩ずつ確実に上がっていくとクリア出来ます。
『タスクを細分化』出来ていないと、忙しい日々の中なかなか予定がこなせないことに意識が向かいがちです。
毎日「今日もできなかった」「また今日もできなかった」・・・
これを日々繰り返しているから、「出来ていない自分」という自己イメージが出来上がります。
真面目で、自分に厳しいことは決して悪いことではありませんが、自己肯定もしながらバランスよく進めて行けるようになりましょう。
「出来ていない自分」を現実化したいわけではありませんよね。
自己肯定感が低い人ほどタスクを細分化して自分をもっと肯定していこう
自分に厳しい人は、タスクを細分化して自分をもっと肯定する機会を増やしていきましょう。
自己肯定感が低い人ほどと書きましたが、自分で低いとは思っていないかも知れません。
無意識で「できなかった」「やれなかった」「作れなかった」を繰り返していませんか?
一度ご自身が1日の終わりに使う言葉を振り返っていただきたいです。
例:イベントや企画を作成してメルマガで案内する
ここでは『イベント・企画を作成してメルマガで案内する』というタスクを例に考えてみましょう。
5分10分で出来るようなタスクに分けてみます。もっと細かく分けても大丈夫です。
- イベント・企画の内容を考える
- イベント・企画の日時や人数などを決める
- イベント・企画のタイトルを考える
- 告知に使う写真を選ぶ
- イベント・企画のLPを作成する
- バナーを作成する
- メルマガの内容を考える
- メルマガのタイトルを考える
- メルマガを書く
- 内容を確認する
- 配信日を設定する
これらは、イベントの日程から逆算して全てをこなしていかなければなりませんが、これくらい細分化しておくと隙間時間に一つでもやれることが増えます。
毎日「できなかった」「終わらなかった」自己否定を繰り返すのではなくて…
「今日はこれとこれができた」「今日はこれだけやっておこう」と自分を褒める機会を増やしたいものです。
もっともっと出来たことに意識を向けていきましょう
「隙間時間に片付けた」「少しは目処が立った」毎日少しずつ自分に自信をつけていく感じでしょうか?
そこで決して「今日はこれだけしかできなかった」「今日はこんなことしかできなかった」という思考に陥らないようにしていただきたいものです。
できなかったことに意識を向けることも勿論、大切なことなのですが…
それが過ぎるとどんどん自己否定していき、結果的に「できなかった自分」という自己イメージを植え付けていることになります。
なので小さなことでも「できたこと」の方に意識を向けましょう。
「できた自分」「できている自分」「忙しいのに少しずつ頑張っている自分」という自己イメージも必要です。
真面目な人ほど、自分に厳し過ぎないか、常にどのような言葉を無意識で使っているか、振り返ってください。
無意識で自分にどのような足枷をつけているのかを、改めて振り返ってみたいものです。
もちろん自分に厳しいから目標が達成できるという側面もあります。
厳しいのは構わないのですが、どこに意識を集中させるのかが問題です。
同じ真面目にクリアしていくのなら『タスクを細分化』して、もっと「出来ている自分」をイメージする機会を増やしていきましょう。
忙しい人ほどできている事はたくさんあるのに自分を褒めない
忙しい人ほどできている事はたくさんあるのに自分を褒めないように思います。
例えば、当たり前のようにこなしている家事でも褒めてあげましょうよ。
買物・料理・洗濯・掃除・育児・介護・仕事・孫の世話・・・
それらの合間に、個人事業に関する作業をこなしている女性はスーパーウーマンだと思うのです。
- 自分の食事を用意した→健康のために一手間かけている自分
- 買物に歩いて行った→健康長寿のために歩くことを心がけた自分
- 丁寧に掃除をした→家族がくつろぐ場所や、自身の仕事部屋を整えた自分
いろんなことを抱えながら、数時間でも個人事業のために頑張れた自分を褒めましょう。
とは言え、結果が出るまでにはもっともっと頑張らなければなりませんが…
同じ頑張り続けなければならないのなら、「出来ない」「出来なかった」「出来ていない」の意識より・・・
「コツコツ頑張っている」「前向きに積み重ねている」「目標に向かうのは楽しい」と、ワクワクする気持ちで過ごしていきたいものです。
エネルギーが重いか軽いかも意識してみよう
自分のエネルギーが重いか軽いか、それもこの機会に振り返ってみると良いでしょう。
目標に向かう過程の中で、自分がワクワクしていたらエネルギーは軽くなります。
軽いとアイデアや発想もポンポン出てきます。
目標やゴールに執着し過ぎていると、エネルギーは重くなります。
結果を出さなければならないのは当然ですが、そこに囚われるあまり「結果が出てない」「まだまだだ」「全然ダメだ」という意識に陥っていませんか?
案外目標までの過程を、開き直って楽しみながら進んでいける方が、結果的に早いと思いませんか?
周りにそんな方はいませんか?
「結果が出てないなら今度はこれをしてみようかな」
「これは受けが良くなかったけれど、次はこれをやってみようかな」
「全然ダメだったけど、こんな時もあるさ、じゃあ次は何を企画しようかな」
そういう思考になるように、ここは意識して変えて参りましょう。
まずは意識することが訓練の第一歩です。
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プロフィール
シングル歴25年、ずっと何某かのダブルワークをしながら3人を育てる。
10年以上前に母、数年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。
もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを何度か開催。
誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアート・ボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。
自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)
普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。