50代60代女性の自立を目指す個人事業の育て方、初期は効率より行動量を重視すべき!その理由とは?

個人事業の育て方の初期は、効率を求めるより行動することと行動量を重視した方が良いです。
その根拠ですが、実際に様々な方々を見てきてそう感じたからです。
50代60代からの個人事業へのチャレンジは「まず行動!」が成功の鍵
個人事業未経験者が、最初から失敗しないことと正しいやり方にこだわると行動できません。
効率よく、上手くやろうとする方ほど動きも遅くなります。
なりふり構わず行動する人の方が、最終的には何かしらの結果を出していきます。
「結果に結びつけている」「結果を引き寄せている」と言った方が正しいかもしれません。
ところが多くの人は教科書通り、正しい方法で進めたいと思いがちです。
実際起業塾も流行ってましたし、「起業の正しいやり方」を教わりたい人はたくさんいました。
さらに起業塾に入ったけど、なかなか前に進めず悩んでおられる方もいました。
私が教えていたのはとにかく行動を積み重ねることと、そのための方法です。
オンラインだけで完結させるのではなく、リアルの活動も組み合わせて、一見無駄に思えるようでも確実に行動を積み重ねていく。
それこそが成功への道筋です。
行動こそが自分に合った「正解」を見つける唯一の方法
個人事業の育て方にはある程度の共通するパターンはありますが、細かい部分は個々に異なります。
個々の性格、得意不得意、合うやり方合わないやり方、お客様との相性や属性などもあるでしょう。
すべての人に当てはまる唯一の正解はありません。
無いものを探し求め、結局迷いに迷って動かないままでは何も進みません。
最終的にはそのことに気が付かれます。
正しいやり方はありますが、自分に合う正しい道や正しい方法は、実際に行動して自分で掴んでいくものです。
頭の中で考えていても何も始まりません。
実際のお客様に会い、お客様の反応を聞き、お客様と話して自分のサービスをどんどん磨いていく。
そこからまた次のメニューやサービスが生まれ形になっていく。
これを繰り返すことが個人事業を成長させる行動の本質です。
起業塾や書籍の落とし穴、他人の成功法則は貴女の道ではない
起業塾では、すでに成功を収めた起業家たちが、これから起業を目指す初心者に向けて講義をします。
成功者の方々の成功体験が書籍になり、多くの初心者がそれを学びます。
もちろんそこから学べることもたくさんあります。
ただどんな成功者も、その第一歩は地道な努力の積み重ねだったはずです。
地道で芽がでないことをひたすら繰り返していたからこそ、自分なりの成功の道を掴んでこられたはずです。
他人の成功の道は、他人の道です。
参考にはなりますが、自分の成功の道ではありません。
ある程度の成功のパターンを学び参考にするのは良いでしょう。
ただ現実には教わったやり方が合わない場合もあります。
その合わないやり方にこだわっている限り、自分の道は見つかりません。
私はよく質問に答えるときに「それもひとつの正解だけれども、それはこういう状況での正解であって、事情や環境が異なれば、また別の正解もある」と説明します。
正解は1つだけでないことを説明すると大概の方は納得されます。
では自分にとっての正解を教えてと言われても、それは自分で探すしかありません。
もちろんヒントやアドバイスはお伝えします。
ただそれが自分にとっての正解かどうかは自分で検証していくしかありません。

ヒントやアドバイスをお伝えしても行動に移す方は多くはありません
効率化を求めると行動が止まる、まずは無駄の中から手応えを探そう
無駄なことをしたくないのはわかるのですが、効率を求めると行動できません。
自分の足で動き、さまざまな経験を積み重ねるから、確かな手ごたえを感じられる。
人に教わりながら、自分でも考えて動く。
これを素直に繰り返していく方が、最終的には結果を残していかれます。
失敗は成功への道!個人事業初心者で最初から成功する人はいない
失敗は怖いです。
誰もが失敗したくありません。
かといって、最初から成功できる人など、この世にはひとりもいないと思います。
なのに人は失敗したくないと願います。
50代60代は経験が強みになりますが、過去の成功体験が逆に足枷になることもあります。
プライドが邪魔することもあります。
責任ある仕事をしてこられた人、周りの大きな期待に応えてきた人、これまで失敗したことのない人もまた
失敗を避けるあまり行動できない状態に陥りがちです。
仕事に対しての責任感や真面目さは個人事業に必要ですが、逆に真面目な人ほど、失敗が許せません。
50代60代は経験が邪魔をする、言われた通りにやらない人も多い
あと、50代60代は経験が多い分、素直にやり方や助言を受け入れられない方も多いと感じます。
他の方々が言われた通りに行動するところを、わざわざ別の方向に進み、ややこしくしてしまう。
過去の成功体験や、自分の考え方にこだわるからでしょうか。
最終的には自分で行動の障壁を生み出してしまうようです。
またAという情報をAだと伝えても、AをBに変換して、わざわざCへ進んでいく、そんな思考パターンもあります。
なぜそうなるのか、それが私には分かりませんでした。
ご本人は無意識なので思考の癖には気付きません。
まずは自分の思考パターンや行動パターンを客観的に理解するところから始める必要があるでしょう。
真面目さは必要だけど、失敗を許容する寛容さも必要
自分で考える力も必要だけど、人から教わる素直さも必要
余計なことをせずに行動する素直さも必要
全てはバランスです。
一つの業界や一つの仕事を長く続けてきた人ほど、思考が固まる傾向にある
何十年も一つの業界や一つの仕事を長く続けてきた人ほど、思考が固まる傾向にあると感じます。
長く積み重ねたキャリアは、専門性が高く強みとして活かせるメリットはあります。
ただ50代60代になると、思考の柔軟さや発想力に乏しくなる傾向もあります。
もちろんそうで無い方もいますし、訓練するうちに柔軟になる方もいます。
様々な業界を経験した人は、専門性は劣るかもしれませんが、案外発想が柔軟で豊富という強みもあります。
個人事業を育てるにはまず自分のタイプや強みを知り、それを活かしていきたいものです。
どちらが良いというわけではありません。
個人事業初期は効率の悪さは当然、行動し続ける先に突破口がある
さて、私は個人事業の育て方の初期は、失敗しない方法と効率を求めるより、行動量を重視した方が良いとお伝えしています。この初期段階に、どれだけ行動を起こし早く回していくかが、成功への近道です。
個人事業は広報、企画、運営、販売といった業務を全て一人でやらなければなりません。
個人事業の段階には、無料モニター、有料モニター、有料サービス、バックエンドサービスとありますが、各々の段階で広報活動を一人で頑張り、フロントセミナーやイベントを企画して開催していく必要があります。
この初期の段階は最も効率も悪く、手探りです。
ただ手探りの中で、行動し続けるから徐々に手応えを感じて、どこかで一点突破していけます。
自分の道が掴めたらそこからは効率よく行動していけることでしょう。
フロントセミナーやイベントも一度開催して終わりではありません。
曜日や時間帯を変えて開催します。
「午前・午後・夜間」×「平日・土日」と考えると何パターン開催する必要があるでしょう。
また最初から人が集まらないのが普通です。
諦めずに、タイトルや企画内容を変えて反応をみていく必要があります。
ますます気が遠くなりますよね。
でも個人事業の初期段階で、効率を重視している場合ではありません。
確かな手応えを感じるまではひたすら行動するのみです。
行動を積み重ねるからこそ、行動の質も上がり、効率も上がっていくのです。
起業初期こそリザーブストック(リザスト)で行動量をアップしよう
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プロフィール
シングル歴25年、ずっと何某かのダブルワークをしながら3人を育てる。
10年以上前に母、数年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。
もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを何度か開催。
誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアート・ボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。
自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)
普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。