50代60代の小さな個人事業の簡単な第一歩:カルチャー講師になる具体的な方法を元カルチャー講師が紹介
これから起業オススメ具体例として、さまざまな事例を載せていくことにします。
何をするか決まっていないけれど起業したい方
個人事業を始めたいけど何からしたら良いか分からない方
資格を取ったけれど、どう生かしたら良いか分からない方
起業塾は行きSNS発信はできるけど、まだ未来が定まらない方
そんな方々には、具体的な実例があると自分ごととしてイメージできるのではないかと思います。
「こうなりたい!」具体的な未来を想像できる人は、とても上手くいくことが多いです。
なぜなら、すべての行動を未来の準備に繋げていくからです。
今回はカルチャー講師になるにはどうすれば良いかをお伝えします。
こちらは私自身の経験や、最近のサポート生さんの経験を含みます。
カルチャー講師になる意義、メリットとデメリット
どのような個人事業でも、『教える商品・サービス』を持っている方は、まずカルチャー講師を目指しましょう。
カルチャー講師は、比較的簡単なステップアップです。
もちろん教えたことがない方は、まずは講師として教える経験を積み重ねることが先です。
カルチャー講師になる意義・メリットは、なんと言っても『箔がつく』ことです。
それ以外にもさまざまなメリットが考えられます。
カルチャー講師になるメリットと価値、それを利用する考え方
カルチャーコースになるメリットは概ね次のようなことです。
- カルチャー講師としての箔がつく(肩書き)
- 教室によっては宣伝をしてくれる(宣伝・集客効果)
- 実績として世間にアピールできる(HPに掲載)
- 地元で名前が知られる
カルチャー教室にも寄りますが、教室によっては ホームページでの宣伝以外に、地元で広告を配布している場合があります。
カルチャー教室の広告宣伝効果は大きくて、地元で活躍していることと、肩書きや名前、お仕事が知られるキッカケとなります。
さらに紙媒体は手元に残りますので、効果が長く続きます。
必要になったときに講師として呼ばれる可能性も出てきますので、意外と侮れませんよ。
もちろん必要となったときに、スマホで検索できるホームページ、ブログ、連絡先等を用意してあることが前提です。
カルチャー講師になるデメリットと考え方
カルチャー講師になるデメリットとして考えられるのは以下のようなことでしょうか?
- 高額講座は開催しにくい
- あまり儲けにはならない
- リストを集められない場合がある
- 自分の教室・サロンに繋げにくい
カルチャー講座には大きく分けて2種類の講座があります。
連続講座と単発講座です。
連続講座は、毎月通う講座ですので、高額講座では開催できません。
単発講座は1回で終わる講座ですが、人気のある講座であれば高額講座も開催可能です。
ただしどちらもカルチャー教室側の取り分が約半分、もしくはそれ以上である場合が多いので、講師としての儲けはあまり見込まれません。
またカルチャー教室によっては、個人情報の収集を禁止している場合もあります。
他の自分の講座や、サロン等に繋げにくいこともあります。(やり方次第です)
なので出来るだけ、講座の中でホームページやメルマガ等の案内、配布資料等に工夫を凝らす必要があります。
いずれにしても個人情報の収集についてはカルチャー教室と確認すべき事項です。
それでも教室やサロンとしての個人事業を始めたばかりの方にとっては、貴重な経験・実績を積めるのでまず目指して頂きたいステップです。
カルチャー講師になるにはまずカルチャー教室を調べよう
カルチャー講師になりたかったら、まずそのカルチャー教室にどんなカルチャー講師がいるのか、どんな講座が開催されているのかを調べましょう。
私自身カルチャー講師をやっていましたが、カルチャー講師になる目的で資格を取ったわけではありません。
自分で講座を開催しなければならない状況になった時に、選択肢の一つとしてカルチャー講師を選びました。
まず地元のカルチャー教室にどんな講師がいるか、自分が開催する講座が開催されているかどうかを調べました。
同じ講座が開催されていないカルチャーが狙い目ですが、人気講座なら曜日を変えて開催できる可能性はあります。
(ただし先に開催していた講師と揉めないようご注意ください。)
小さな個人事業の第一歩、カルチャー教室の探し方
カルチャー教室も大手から独自カルチャー教室まで、さまざまな種類があります。
駅前ビルやショッピングモール、自社ビルで運営している教室など、まずは検索して手当たり次第探してみましょう。
またスーパーやデパートなどへ出かけた時に、ポスターやチラシに掲載されているケースもあります。
日頃からどこでどのようなカルチャー教室が開催されているのか、意識を向けてアンテナを張っておきましょう。
そして調べたカルチャー教室で、年間を通してどんな教室が開催されているのかを調べましょう。
- 教室の種類・内容・案内文
- 教室の開催期間(連続・単発・いつから)
- 教室の参加費・月謝等
- 講師のプロフィールや実績
小さな個人事業の第一歩、カルチャー教室の申し込み方法
該当するカルチャー教室が、講師募集をしているかどうかを調べます。
ホームページには大抵、講師募集要項や申し込み方法が掲載されています。
街で見かけた時に直接聞いてみるのも良いでしょう。
カルチャー教室側の取り分は半分から半分以上だと考えておきましょう。
(募集要項に載っていない場合は面接時に確認しましょう。)
そこに広告宣伝、募集の手間代が含まれていることと、カルチャー講師という箔がつくことを思えば安いものです。
教室やサロンを小さな個人事業として始める一歩としては、大きな価値があります。
ただカルチャー教室が募集をするとは言え、自分でも生徒を募集する努力は大事です。その姿勢があると次も継続させて頂ける可能性があります。
カルチャー講師募集期間に注意して申し込む
多くのカルチャー教室では、カルチャー講師の募集期間があります。
連続教室なら4月と10月の 生徒を数ヶ月前から募集する場合が多いので、講師募集期間はさらにそのひと月前ぐらいまでとなります。
つまり多くのカルチャー教室では、4月頃から10月開催の講座の講師の募集が始まり、10月ごろから次の年の4月開催の講座の講師の募集が始まるようです。
今期の講師募集期間に間に合わなくても、必ず時期の募集がありますのでその期間を逃さないようにしましょう。
またカルチャー教室によっては年中募集している場合もあります。
募集要項が見当たらなくても、電話でお問い合わせをしてみましょう。
(くれぐれも失礼のないように…)
現在講座を開催しているカルチャー講師の知り合いがいるなら、直接地元の教室を紹介してもらうのもありです。
大手のカルチャー教室なら他府県にも教室を持っているので、人気講座は常に募集しています。
個人事業の第一歩、カルチャー教室に採用されやすい講座とは
小さな個人事業のステップとしてカルチャー教室に入ることはオススメですが、採用されやすい講座とそうでない講座があります。
定番の教室や講座で、すでに固定の講師がいる講座は、新たな講師としては採用されにくいでしょう。
比較的新しい講座で、今流行りの人気講座は採用される可能性が大きいので、ぜひ積極的に申し込みましょう。
また流行りの人気講座は、他の教室に紹介してもらえる場合もあります。
こちらから紹介してほしいと一言声はかけておきましょう。
定番の教室や講座でも自分の経験などと組み合わせて、よくある講座と差別化したオリジナルな講座が開催できるなら 採用される可能性はあります。
どちらにしても、最初から無理と諦めずに気軽に申し込んでみましょう。
定番の教室や講座の講師がたまたま辞めるタイミングに当たることだってあります。
当たって砕けろです。
チャンスをこちらから掴みに行きましょう。
小さな個人事業のステップ、カルチャー講師になるために準備するもの
カルチャーコースに応募する前には、しっかり準備をしておきましょう。
具体的には、以下のようなものです。
- 名刺、フライヤー(パンフレット)
- 履歴書、経歴書、ポートフォリオなど実績がわかるもの
- ホームページ(所属協会のホームページでも可能)
- Web上で実績が確認できるもの(ブログ等でも可能・内容による)
今の時代はリアルとWebサービス、 両方で確認できる情報が必要です。
実績が分からない講師を採用するわけにはいきません。
ブログでも構わないのですが、ランチや遊びの内容ばかりなら逆に無い方が良いでしょう。
ペライチのような1ページのウェブサイトでも良いので、簡単に作成して準備しておきましょう。
また簡単なホームページの準備方法などの記事が整ったら掲載いたします。
ジンドゥー(Jimdo)でこのようなホームページでも構いませんので準備しておきましょう。
カルチャー教室で開催する講座に関わる準備
カルチャー教室で開催する講座に関わる準備ももちろん必要です。
こちらは何度も講座をシュミレーション、または実際に開催して万全に整えておきたいものです。
- 講座内容
- テキストや資料
- 材料・必要品
- アンケート等(教室に事前確認)
また、講座内容にもよりますが、私は開催前まで音楽をかけていました。
講座によってはプロジェクターを持ち込みました。
使わない場合はそれに変わるアナログな資料を準備しました。
- 音楽機器
- プロジェクター
- パソコン
その他、講座内容によって多種多様な準備が必要でしょう。
実際にそのカルチャー教室の会場で開催できるのかどうかを含め、事前に確認しておきたいものです。
まとめ
以上、小さな 個人事業の次のステップとして、カルチャー講師になるための方法について紹介しました。
カルチャー講師として活躍できるようになれば、ぜひそのことをブログやホームページ、名刺、パンフレットなどで 紹介しましょう。
カルチャー講師としての実績は、次の仕事が広がるチャンスにもなります。
1つ実績を積んでステップアップできたら、それを多方面で活用して上手に実績を積み上げましょう。
またリアル講座で実績を積み上げながら、オンライン講座のチャンスも広げたいものです。
講座内容によってはUdemyやストリートアカデミー講師としての活躍も可能です。
ホームページと実績があるなら、地域の公民館や公的機関での講座開催の道もあります。
まずは地元のカルチャー教室でぜひ実績を積みましょう。
「カルチャー講師になる!」と決心すれば道は必ず開けます。
以上私自身の経験や最近のサポート生さんの体験を元に、小さな個人事業の次のステップとしてカルチャー講師になる方法をお伝えしました。
SNSで疲弊しない! PC苦手な50代女性の独立逆転成功物語
新ステップメールの内容は、同じ資格をとった先輩と後輩の独立物語です。
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プロフィール
シングル歴25年、ずっと何某かのダブルワークをしながら3人を育てる。
10年以上前に母、数年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。
もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを何度か開催。
誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアート・ボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。
自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)
普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。