50代60代女性の小さな個人事業の土台作り【2】商品・サービスに集中し理念・目的・想いを言語化!

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ゆる起業を目指すための小さな個人事業をサポートしていますが、個人事業の土台作りを大事にしています。

小さな個人事業の土台作りは、お客様との出会いと長くお付き合いする繋がりを築いておくことです。

個人事業は自分一人で広報、企画、運営、販売を全てしなければなりません。
その全てをまず小さくやって慣れること、そのための準備や設定が、個人事業の土台作りです。

前回は最近相談に来られる方々の傾向についてお話ししました。


今回は、個人事業の段階と土台作りについてです。

先に個人事業の段階について整理します。

目次

個人事業の段階を知り、土台作りのために今何が大切かを考えよう

個人事業の段階とは、大きく分けると以下のようになります。(ざっくり分けた場合です。)

⑤はここでは無視してください。
個人事業で④の段階になるための基盤作りが①②③だと考えます。

大切なのは、現在自分がどの状態で次はどの段階を目指すべきなのかを知ることです。

個人事業の段階に合わせて正しい行動をすると土台作りが継続できる

個人事業の段階に合わせて正しい行動をしなければ、個人事業の土台作りを続けることができません。

起業塾などでは④や⑤の成功している人たちをいきなり目指そうとさせる場合があります。

まだそこまで達していないのにもかかわらず、成功者の体(てい)で発信させたり
商品すらないのに商品がある体で発信させたり・・・
SNS発信の練習をするだけなら良いのですが、まだ勉強中に毎日毎日発信させることもあるようです。

そのうち発信に疲れ、続けることが出来なくなる方々もいらっしゃいました。
無理もありません。

本当はまだ商品やサービスが充実していないのに、無理をするからです。
心は正直です。

自分が嘘をついていることに耐えられません。
疲弊するのは当たり前です。
これを平気でできるのは嘘がつける人だけです。

個人事業の段階に合わせた土台作りのための正しい行動とは

個人事業の段階に合わせた個人事業の土台作りのための正しい行動があります。

例えば個人事業が①の段階なら、無料モニターを募集して忌憚ない意見を頂かなくてはなりません。

それなら知らない人より、まずは知り合いに意見を頂く方が良いはずです。
そしてその次は知り合いの知り合い、所属するコミュニティ・・・と、段階を経て進んでいくと確実です。

もちろんブログ発信等で無料モニターを募集するのも良いのです。
ただ、無料狙いの方などあまりよろしくないモニターが集まり、その対応でまた疲弊することもあります。

つまりまだ個人事業が初期の頃で、アンケートなどを丁寧にとりながら、商品・サービスを改善していく段階では、無理にSNS等で発信・募集する必要はありません。

SNS発信は、人によって合う合わないが分かれるWebサービスです。
全員が全てのSNSサービスを活用する必要はありません。

コミュニケーションを楽しめるなら、SNS発信の練習になるので活用するのも良いでしょう。

ご自身の性格や商品・サービス、お客様との相性などを考えて、最適なWebツールを選ぶべきです。

SNSやWEBサービス、広告などはただ使えば良いものではない

現在は無料で使えるSNSやWebサービスがたくさんあります。
無料で数を打ちゃ当たるの発想で、多くのWebサービスを毎日毎日多数発信すれば、確かにどこかに当たりはします。

使わないより使えた方が良いですが、個人事業は一人でやる事業です。
発信以外にもやることは沢山あります。

それなら広告を使うなどして作業を減らす考え方も大事です。

ただ広告を使うのは商品・サービスが良いものに育ってからです。
良くないものに人を集めてしまうと低い評価が集まるだけです。
そこから巻き返すのは本当に大変です。

SNSや様々なWEBサービス、広告などはただ使えば良いと言うものではありません。
それぞれの特徴を知り、ご自分の商品・サービス・顧客に合わせて選びたいものです。

話を個人事業の段階に戻します。

個人事業初期の段階で大事にしなければならないこと

特に個人事業を育てていかなければならない初期段階では、発信より大事なことがあります。

それは商品・サービスを良いものにすることです。
そこに出来るだけ時間を割くべきです。

まずは身近な人に良いと思ってもらえるように頑張りましょう

良いものは口コミが起こります。
それに商品・サービスが良いと思ってくださった方なら「モニター紹介してほしい」と頼めば喜んで知り合いを紹介してくださいます。

「知り合いを紹介していただける」と言う行為は、本当は有り難いことです。
良くないモノを紹介してしまうと自分の信用を失います。

だから貴女の知り合いがモニターや知り合いを紹介してくださったときは、全力でその方の対応をしましょう。
そうすれば発信をしなくても口コミが起こります。

これが個人事業のあるべき姿です。どの段階でも共通することです。

個人事業の土台作り:商品・サービス編

個人事業の土台作りとして段階を考えましょう。
「商品・サービス」に注目すると・・・

  • まずは一生懸命商品サービスを良いものにする(知人に忌憚なき意見を聞きながら・無料)
  • モニターでどんどん商品サービスを良いものにする(知人の紹介・有料)
  • 一般募集でキャンペーンまたは正規価格で対応する(紹介・一般・正規価格)

ここまでが段階に応じた「商品・サービス」の土台作りです。

一方で「本当にやりたいこと・理念や信念」が全ての行動の原点にあります。
これも大切な土台となります。

理念や目的、信念など、なぜそれを自分がやりたいかを明確にしよう

個人事業の土台作りで、商品をしっかり育てると同時に理念や目的、信念なども明確にしたいものです。
なぜ自分がそれをやりたいかを、言葉にしてまとめます。(土台を文章化)

そしてホームページ、ブログ等のプロフィールに掲載します。
これが自分が行動する理由・原動力となっているはずです。

そこに共感したり賛同してくださる方がお客様となります。

書くと簡単なのですが案外ここに時間がかかる方も多いです。

理念や目的、信念なども明確に言語化するには時間がかかる

自分の想いややりたいことを文章化することに慣れている方は大丈夫です。
ただ多くの方は頭にあるものを綺麗に言語化することに慣れていません。
考えれば考えるほど迷いが出てきます。

また言語化するには、自分と向き合い、自分の行動の原点や想いを掘り返しす必要があります。
何度も何度も言葉にして確認するので時間がかかるものです。

ただこれが決まると発信や全ての行動に迷いがなくなります。
ところが時間がかかるので①②③と共に進めていく必要があります。

「理念や信念」はそれっぽい言葉で語るだけでは深みが出ません。
自分と向き合うのは怖く感じることもあるので、これができない人もいます。

ここに大きなブロックを抱えている方もいますが、向き合う覚悟をした方は大丈夫です。

さて個人事業の土台作りとして段階を考えた時に「発信とリスト集め」もあります。
これは次に続きます。

プロフィール

シングル歴25年、ずっと何某かのダブルワークをしながら3人を育てる。
10年以上前に母、数年前に父を見送り、子どもたちの巣立ちの感動を味わうことなく怒涛の日々の後、さらに地震と台風でダメージを受けるが、引っ越しののち今は嘘のように平穏無事に暮らしている。

もともと会社勤め時代に職場に取り入れたいと考えた『民間資格』を取得したことが、リーマンショックの後から自分で小さく副収入を得ることに繋がる。
カルチャー講師なども経験し、ご縁をいただいた上海でもセミナーを何度か開催。

誘われて始めたエアブラシボディアートにハマり、様々な子ども向けイベントに出店する一方で、ボディアート・ボディジュエリー用のステンシルのネットショップも開設運営し、全国に愛用者がいた。

自分の経験から、ライスワーク(本業やバイト)をしながら、まずは自分で小さく稼ぐ経験をすることが現実的だと考える。
特に体力と気力が落ちる60前後より50代から準備をしておく方が有利と考える。(老眼も辛い)
(もちろん60代からのスタートでも頑張れば実現可能)

普通のおばさんなので、キラキラ起業とかには一切興味なし。
本当に自分のやりたいことを地道に積み重ね、真っ当に収入を得ることが結局長く続く秘訣と信じている。

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